月曜日に日本橋の高島屋で森村泰昌氏の新作展「絵着物+The KIMONO」を見てきました。森村氏は自らモナリザや三島由紀夫に扮した写真で有名。私はこの方のちょっと毒のある作品がとても好きで最近、展覧会を良く見に行ってます。
今回の題材は、おそらく見たことある方も多いと思う高島屋のポスター北野恒富『婦人図』。これに森村氏が扮装。このほか、竹内栖鳳作『アレ夕立に』の着物など、いくつかの着物をわざわざ染めて仕立てて撮ったそう。
全6種、横に並ぶと少しポップアートな様でもあり、素晴らしい。思わず、ニヤリとしてしまいました。
作品のために作られた着物は呉服コーナーに実物が飾られており、実際に売られてました。値段聞いたら、おおよそ100万円ほど。お金ある方は森村さんの様にポートレート、チャレンジしてみてはいかがでしょう、笑。
写真は、竹内栖鳳の『アレ夕立に』とその再現版着物。
8月に新宿、12月に大阪の高島屋を巡回するらしく、着物ファン、森村ファンはぜひ。
写真は図録から拝借。あんまり載せると著作権の問題がありますが、ぜひ実物を見に行って頂きたいので雰囲気が伝わる程度に、ご紹介しますね。