勝林院の隣に宝泉院という小さなお寺があります。ここは「額縁の庭」の寺として有名。三千院は天台宗の声明(音楽のお経)で有名ですが、この宝泉院もその流れで、サヌカイトを使った良い音が出る石盤が置かれていました。かつてはチューニングの際に用いられたそうです。
座敷から眺めた庭の風景。真ん中に大きな松の幹が見えます。
座敷では薄茶がふるまわれます。
庭から見ると幹しか分かりませんでしたが、外から眺めるとても立派な松の木であることが分かります。樹齢700年、近江富士をかたどっており、五葉松(ごようまつ)という種類だそうです。
お寺までの細い道に色付きの異なった紅葉があり、日差しを浴びてきれいでした。