昨日、南座へ顔見世、昼の部を観に行ってきました。
せっかくなのでキモノで。
歌舞伎って実は今まで縁がなく今回初体験。
日本の文化だしやはり知っておかねばと。
いよいよ開演。
まず最初の印象・・
きれい!衣裳も綺麗し、所作の型がすばらしく美しい。
そして、面白いですね。本当に楽しめました。
ただ、より知っていた方が深く楽しめるなというのは感じました。
第二幕の「八陣守護城」って長編の途中一部のみを抜粋して演じられていて、主役が既に毒を盛られた後のシーンから始まっていることを知らないと、何のことやら。
でも、今回は事前に通の方から情報を得ていたのと、歌舞伎講座で話を聞いていたので、理解が深まりました。
イヤホンガイドはあえて借りませんでしたが。パンフレットが役立ちました。
第一幕「正札附根元草摺」実に綺麗でした。お囃子と動きがぴったり合うのがすばらしい。
第三幕「藤娘」事前に眠たくなるよ、と言われていたものの、全然眠くならず。藤十郎さん随分お年なのに、実に可愛く見えるのはさすがですね。
第四幕「梶原平三誉石切」これが一番面白かったですね。いかにも歌舞伎らしくって。いい。
第五幕「ぢいさんばあさん」人情味のある分かりやすい劇。海老蔵の悪態をついて斬られる役も印象的。
歌舞伎これからはまりそうです。