雪駄を新調しました。
1年ほど履いて随分傷んできたので、洋靴のように修理して長年使えたらいいなと思っていたのですが、草履屋に聞いたところつま先の竹皮がめくれた場合は無理とのことで、残念。新しく買うしかないようです。そこで、新品を長持ちさせる方法がないか聞くと、つま先の竹皮部分をのりで固める方法があるとのこと。なるほど。
それならばと、早速家で接着剤で固めてみました。乾いて透明になりましたが、ちょっとねちゃねちゃ感が残っています。汚れが付かないか少々心配です。
雪駄のつま先を接着剤で固める
接着剤を付けた様子
接着剤が乾いた様子
ところで、雪駄の裏面に「風」とか「仁」とかいうシールが貼ってあり、何の意味かと思っていたのですが、草履屋に尋ねたところ、畳表の産地と収穫時期を区別する記号とのこと。使い込んでいくうちに畳表の風合が変化しますが、産地と収穫時期が違うとクセが違って、左右がアンバランスになるそうです。そこで、記号をあわせて左右を同質に揃えるのだとか。
使い込んだ雪駄の裏面 「風」のマークが張られています。
さて、雪駄ですが、結構値段が高いのが難点。せっかく買ったものの、長持ちさせるために、これはよそ行き専用にして、普段履きは合皮の雪駄を使おうと思います。