まだ桜の見頃には少し早い夜の哲学の道を歩いていると、ちぃ~ん、ちぃん、と言う音が聴こえてきました。
エイプリルフールやし、キツネ?・・・あるいは天地人の初音(長澤まさみ)?
長澤まさみやったらイイな、と思いつつ階段を上る。
すると長刀鉾?という太刀が見えてきました。
どうやら氏神さん(大豊神社)のお祭りの練習みたいです。
棒の先に鈴が付いていて、いい音を奏でています。
地元の詳しい方に聴く。神輿の前に邪気を振り払うためこの長い剣鉾が先導するそうです。祇園祭の長刀鉾はこの鉾を基にして山車に形作られたとのこと。つまりはこの鉾の方がオリジナルで、祇園祭より歴史は古いそうです。
ただ担ぎ手がいなくて、長らく中断した年もあるそうです。最近になって徐々に復活してきたとお聴きしました。
なので、担い手は地元民に限らず、希望者はどこの方でもウェルカム大歓迎だそうです。
場所は哲学の道、南側、若王子(にゃくおうじ)近辺です。
耳を澄ませば、獅子嚇しの音も聴こえます。
桜情報:哲学の道、三分咲きから五分咲きです。