大覚寺の嵯峨菊を見てきました。茶せんを逆さにした様な花。大覚寺がまだ嵯峨天皇の離宮だった時代に大沢の池にこの嵯峨菊が自生したそうです。
お寺の一鉢に三本植えられ、先端が三輪、真ん中が五輪、一番下が七輪になるように仕立てられています。
秋になると菊の展覧会など、菊人形をはじめ、大きな菊飾りなど、どちらかと言えばダイナミックで派手な展示がされていますが、このような繊細な菊もあるのですね。初めて見ましたが、上品ですね。
表門を入り、玄関までの広場に飾られています。拝観料を払ってお寺に入らなくても見ることができます。でもせっかく来られたなら、お寺の中もゆっくり見てくださいね。
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