西明寺の次は高山寺へ。清滝川に沿ってさらに10分程奥に進みます。すると国道と合流し少し進むと三度目の朱色の橋があり、これを渡ると、高山寺への参道が見えてきます。このあたりは栂尾(とがのお)と呼ぶそうです。
さて、この高山寺。「夢日記」で有名な明恵上人ゆかりのお寺。明恵上人はかつて河合隼雄氏の著書「明恵夢を生きる」を読んで特に興味を持ちました。
見どころは、国宝の石水院。明恵上人の学問所だったとか。山々を眺めながら、すこしまったりと過ごせます。
このお寺にはもう一つ国宝があり、あの有名な鳥獣戯画を見ることができます。展示されているのはレプリカと思いますが、おお、この絵、見たことある!とちょっとうれしくなります。写真は案内の看板。
ちょっと色づいた紅葉。
木々の向こうに見える金堂。古いお寺だけあって、大きな木がいっぱいあります。空気も濃く今流行のパワースポットのように感じます。
金堂の紅葉はあおあおとしてました。
一首、いい歌が思いつきました。
あおあおや あおあおあおや あおあおや
あおあおあおや あおあおもみじ
あかあかやつき・・ でしたね明恵上人の歌。パチってしまいました。
11月は入山料500円が必要。石水院に入るにはさらに別料金600円が必要です。ちょっと高くつきますがご留意ください。(お寺の維持管理も大変だと思うので拝観料にご理解とご協力を)