男物着物の着付けを解説します。
⇒女性用着物の着付け方はこちら
男性用の着物は女性用と比べてとても簡単です。
慣れれば3分、初めてでも15分ほどで着ることができます。
さらに、みやこもんでは、全くの初心者の方でも安心してご利用頂けるように、
マジックテープ式の簡単帯を採用しています。
一方で、着なれた向けに通常の角帯もご用意しています。
簡単帯、通常の角帯いずれも結び方を解説します。
また、普段着物をよく着ている店長直伝の、
キレイに着るためのコツもお伝えします。
準備
お届けする着物セット一式以外に、お客様でご用意頂くもの。
Tシャツ
Vネックなど衿ぐりの大きいものがお奨めです。
丸首のTシャツは衿元から見えてしまいますので、お避けください。
夏場はユニクロのシルキードライのシャツ等がお奨めです。
冬場はヒートテックなど温熱効果のある肌着をお奨めします。
ステテコ、タイツ
夏場はステテコ、冬場はタイツをお奨めします。
なくても大丈夫ですが、ステテコやタイツをはくと、裾さばきが良くなり歩きやすくなります。
もし、はだけた場合も安心です。
1、じゅばんを着る
◆Tシャツの上からじゅばんを羽織ります。
衿元から見えないように、TシャツはVネックなど、衿ぐりの大きいものがお奨めです。
◆えり芯をじゅばんの衿に、通しておきます。
(通常、えり芯はじゅばんにセット済みで出荷しています。)
2、じゅばんを着る
◆まず、右側を合わせます。
左右を間違えないようにご注意ください。
3、じゅばんを着る
◆次に左側を合わせます。
4、腰ひもを締める
◆腰ひもを結びます
◆2回くるくると巻いた後、
反対側にひねってひもの間にはさみます
◆これは、結び目がかさばらない結び方です。
◆簡単に、蝶々結びしても大丈夫です。
5、着物を着る
◆着物をじゅばんの上からはおります。
◆じゅばんの袖を、着物の袖の中に収めてください。
6、着物を着る
◆着物の左右の端を持って、前で揃えます。
すると、背中の中心に着物の背縫い(真ん中の縫い目)が揃います。
おしりにぴったりと着物が当たるように、着物を前に引っ張るのがキレイに着るコツです。
7、着物を着る
◆着物の右側を合わせます。
左右を間違えないようご注意ください。
着物の後ろをおしりにぴったり当てたまま、合わせるのがキレイに着るコツです。
8、着物を着る
◆次に左側を合わせます。
着物の後ろをおしりにぴったり当てたまま、合わせるのがキレイに着るコツです。
9、ウエストベルトを締める
◆ウエストベルトを締めます。
◆ベルトの場所は、およそ腰骨の位置です。
◆ウエストベルトは一重に巻いてください。長さはアジャスターで調整してください。軽く着物が止まれば大丈夫です。強く締める必要はありません。
◆金具をベルトの輪っかに引っ掛けて固定します。
これで、着物の着付けは完成です。
次は帯を結びます。
ご希望の帯のタイプを選んでください。
着物や浴衣を着たことがない方 | 着物あるいは浴衣を少し着たことのある方 |
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![]() マジックテープ式の簡単帯(入門向け) |
![]() 普通の角帯(初級~上級向け) |