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白沙村荘で紅葉と地歌筝曲を楽しむ会

昨日、銀閣寺近くの名勝庭園、白沙村荘で着物で地歌筝曲を楽しむ会を行いました。赤く染まった錦秋の庭を眺めながら、会席料理、そして、地歌と三味線・琴・胡弓の演奏を楽しみました。

白沙村荘の紅葉

演奏は、菊央雄司社中。菊央さんは野川流三絃、生田流筝曲、上方系胡弓の後継者として数々の舞台で活躍、洋楽や落語との共演も手掛けられています。「都十二月」ではかつて繰り広げられたであろう京の一年の情景を思い浮かべながら、素晴らしい唄声と音色を聴きました。

菊央社中 地歌筝曲を楽しむ会

地歌筝曲を聴くのは小さい頃にお琴の会に連れられて以来。いい声です。いい音です。しみじみと心に沁みました。宴の後は、紅葉が彩る庭園を皆で散策しました。時期的に数日見頃を過ぎていますが、その枯れた感じがかえってしっとりして、お庭の雰囲気に良く合っています。

白沙村荘の庭

そして、今回の会のお土産は「鬱勃縦横」と書かれた素敵な扇面。「うつぼつじゅうおう」、と読むそうです。白沙村荘の主であった橋本関雪が絵を書く前に自らを奮い立てた言葉で「心の中にわき起こるものを実現させる」という意味とのこと。うん、いい言葉ですねぇ~。

鬱勃縦横