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町家でバロックバイオリンのデュエットを聴く

昨晩、町家カフェの「ぎゃらりぃ澤」さんでバロックバイオリン2本のコンサートがありました。プログラムは、ルクレールというフランスバロックの作曲家の曲が中心。昨冬開かれた、タンゴの熱い演奏会とは、また違った、しっとりした演奏会でした。

町家でバロック演奏会

バロック時代の演奏会は、いわゆる宮廷での音楽会だったので、町家で寛ぎながら聴くというスタイルは案外近いのかもしれません。ただ部屋の内装が、数寄屋造りとバロック装飾では全然雰囲気が違ったでしょうが。

バロックバイオリンについて初めて聴いたのですが、現代のバイオリン(と言っても200年前に確立したものですが)のような顎を固定する部分がなく、弓も現在の緩い凹型に対し、緩い凸形などと、微妙に違っています。弦もガット(=羊の腸)を使っているそうで、柔らかい音です。構造と技法上、大きい音は出せないそうです。

先日のバッハの演奏会以来、なぜかバロック付いてます。私はバッハの「G線上のアリア」が好きなのですが、作曲された当時のバロックバイオリンでは上記の理由で、G線だけで弾くのは不可能とのこと。G線上にないアリアだったんですね、なるほど。

町家でタンゴ。バンドネオンを聴く

町家の「ぎゃらりぃ澤」さんで、珍しいバンドネオン、ヴァイオリン、ピアノのタンゴという、和と南米の異色の取り合わせのライブを聴きに行ってきました。

梅の花一輪が似合うような座敷を、情熱の薔薇の雰囲気に変える力強くリリカルな素晴らしい演奏でした。写真3枚目は意外に和物と馴染むバンドネオンです。バンドネオンはアルゼンチン発祥かと思いきや、意外にもドイツで開発された楽器とのことです。

ぎゃらりぃ澤さんは、普段は昼間にカフェをされています。数寄屋造りの貴重な町家です。もともと御召の織屋さんで、この町家はかつてはゲストハウスとして用いられていたとお聞きしました。北野天満宮の近くなので、毎月25日の天神さんや梅花の観賞の帰りにお茶で一服するのにお薦めです。

町家でタンゴのコンサート
町家でタンゴ演奏会

町家カフェ

和物にバンドネオン、意外にお似合いです。
バンドネオン