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白沙村荘で紅葉と地歌筝曲を楽しむ会

昨日、銀閣寺近くの名勝庭園、白沙村荘で着物で地歌筝曲を楽しむ会を行いました。赤く染まった錦秋の庭を眺めながら、会席料理、そして、地歌と三味線・琴・胡弓の演奏を楽しみました。

白沙村荘の紅葉

演奏は、菊央雄司社中。菊央さんは野川流三絃、生田流筝曲、上方系胡弓の後継者として数々の舞台で活躍、洋楽や落語との共演も手掛けられています。「都十二月」ではかつて繰り広げられたであろう京の一年の情景を思い浮かべながら、素晴らしい唄声と音色を聴きました。

菊央社中 地歌筝曲を楽しむ会

地歌筝曲を聴くのは小さい頃にお琴の会に連れられて以来。いい声です。いい音です。しみじみと心に沁みました。宴の後は、紅葉が彩る庭園を皆で散策しました。時期的に数日見頃を過ぎていますが、その枯れた感じがかえってしっとりして、お庭の雰囲気に良く合っています。

白沙村荘の庭

そして、今回の会のお土産は「鬱勃縦横」と書かれた素敵な扇面。「うつぼつじゅうおう」、と読むそうです。白沙村荘の主であった橋本関雪が絵を書く前に自らを奮い立てた言葉で「心の中にわき起こるものを実現させる」という意味とのこと。うん、いい言葉ですねぇ~。

鬱勃縦横

きもの指揮者

昨日大学の吹奏楽部のOB総会があり、十数年振りに参加してきました。大学生時代は楽器のクラリネットと併せて、指揮者もやってました。

で、ひさびさの指揮。それも小千谷縮で。棒振りの時、袖が邪魔かと思ったんですが、袖は意外に大丈夫。扇子で舞う感じに近いのでしょうか。指揮棒じゃなく扇子の方が良かったかも。でも、高座の落語家みたいと言われましたが。

きもの指揮者

肝心の棒はテンポも乱れて、トークもスベルし、ダメダメ(^-^);。プレゼンテーションと同様にきちんと準備して、トークも練習しておかないといけないなぁ、と改めて痛感。

きもの指揮者

指揮者の正装は燕尾服なので、着物でいえば黒紋付袴でしょうね。ちゃんと練習して、ちゃんとした演奏会したいな。

着物で北野タンゴ利酒会

昨日、きものお出かけ会しました。前夜までの大雨はすっかり上がり、おかげさまで良い天気でした。

まずは町家、ぎゃらりぃ澤でのタンゴのコンサート。タンゴ、熱い!いいですね。真央ちゃんのエキシビションで使われたことのある「ポル・ウナ・カベサ」3回転半できそうなパワーのある演奏で素晴らしかったです。

タンゴ演奏会

次に、北野の天神さんへ。しばらく暖かかったためか、梅ほぼ満開で見頃です。膨らんだつぼみもかわいくて、美味しそう。

北野天満宮の梅

梅のつぼみ

そのあと、利酒会へ。今回は、マスターのヨラムさんに、兄弟のお酒を利き比べるというテーマで熟成させたお酒など10種類を出してもらいました。

利酒会

1.加賀鳶 翔(金沢)
2.加賀鳶 藍(金沢)
3.常きげん(加賀)
4.常きげん5年熟成(加賀)
5.どぶろく山廃一段仕込(三重)
6.杉錦 5年熟成(静岡)
7.米しずく花垣 5年熟成(福井)
8.秋鹿 純米無濾過原酒7号酵母雄町(大阪)
9.美田 13年熟成(福岡)
10.三井の寿(福岡)

日本酒とヨラムさん

同じ銘柄でも、熟成によって随分味が変わるものですね。私の好みは「加賀鳶 藍」。純米大吟醸だけあって、さわやか系、青の印象な味でした。もう一つ、熟成のお酒では「常きげん5年熟成」が良かった。ちょっと癖のある味ですが、飲んでいるとほんとに癖になりそうな味でした。

お集まりいただいた皆様、ありがとうございました。

町家でバロックバイオリンのデュエットを聴く

昨晩、町家カフェの「ぎゃらりぃ澤」さんでバロックバイオリン2本のコンサートがありました。プログラムは、ルクレールというフランスバロックの作曲家の曲が中心。昨冬開かれた、タンゴの熱い演奏会とは、また違った、しっとりした演奏会でした。

町家でバロック演奏会

バロック時代の演奏会は、いわゆる宮廷での音楽会だったので、町家で寛ぎながら聴くというスタイルは案外近いのかもしれません。ただ部屋の内装が、数寄屋造りとバロック装飾では全然雰囲気が違ったでしょうが。

バロックバイオリンについて初めて聴いたのですが、現代のバイオリン(と言っても200年前に確立したものですが)のような顎を固定する部分がなく、弓も現在の緩い凹型に対し、緩い凸形などと、微妙に違っています。弦もガット(=羊の腸)を使っているそうで、柔らかい音です。構造と技法上、大きい音は出せないそうです。

先日のバッハの演奏会以来、なぜかバロック付いてます。私はバッハの「G線上のアリア」が好きなのですが、作曲された当時のバロックバイオリンでは上記の理由で、G線だけで弾くのは不可能とのこと。G線上にないアリアだったんですね、なるほど。