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京の七夕(堀川編)で地元を盛り上げよう

今年から始まった「京の七夕」というイベント。うちの近所の堀川が舞台です。この堀川、かつては川底がコンクリートで固められたドブ川で近代化の負の遺産でした。それが昨年親水公園として整備が完了し、とても綺麗な散歩コースと子供の遊び場に変身しました。そして、単なる散歩コースだけでなく、観光の資源にしようという目的で(おそらく)行われた今回の「京の七夕」事業。

京の七夕

二条城が出発点。予想以上に人が集まって賑わってます。
二条城にて

七夕の笹飾りに天の川。川を流れる青色に光る玉も幻想的でいい感じ。

天の川

開催前に堀川を下見したのですが、天の川の部分、竹を上手く使ってアーチを作り、あまりお金を掛けずやってるなというのが分かりました。ただ、スカスカでこんな張りぼてで大丈夫かと心配してたのですが、本番見て十分納得。上出来です。お金を掛けずに観光の活性化、ひとまず成功かと思います。

光のオブジェ

ただし、これだけ人を呼んでいながら、地元がビジネスとして生かせていないのがもったいない。昔と比べて寂れてしまった堀川商店街も今回がチャンスと頑張らないとなぁ。あるいは、東堀川通を歩行者天国にして「地元の」露店を並べるとか。カキ氷でも冷やしアメでもいいし。来年はもっと盛り上がるよう、さらに期待!

堀川を流れる青玉の流れを動画に撮りました。小さな滝(段差)から転げ落ちる様子がかわいらしい。現代アートのような幻想的な映像になりました。せせらぎの涼しげな音にも注目です。

一条戻り橋で堀川ホルモーしてみよう

一条戻り橋に清流が戻ってきました。
この橋の架かる堀川は長年枯れたコンクリート水路に成り果ててましたが、この度琵琶湖疎水の水を回す形で工事が行われ水が戻ってきました。戻り橋も私が小さい頃は、貧相な橋でしたが、平成7年に立派になっています。

堀川に戻った清流

一条戻り橋にまつわる話は数多くあります。新たに設置された案内板には918年、熊野の僧「浄蔵」が父三善清行が亡くなりその葬列がこの橋を通っていた際、神仏に祈願したところ父清行が一時蘇生したという伝説から「戻り橋」と名付けられたと記されていました。安部晴明の父が殺された場所でもあり、晴明がここで蘇生させたとの逸話も残っています。歌舞伎の演目にもありますね。戦中、招聘された兵士が無事戻ってこれるよう、この橋を渡ったという昔話も聞きます。

一条戻り橋

堀川は平安京造営の際運河として作られました。昔は友禅流しも行われていたそうですが、私が子供の頃には既に水もなく友禅流しは行われておらず、時々染屋からの排水で青や赤の水が流れてきました。堀川には一条以南に柳が植えられています。柳に幽霊とか戻り橋の百鬼夜行の印象で、少々怖い、けど川底はちょっとした冒険の場所で楽しい遊びの場でした。

さて現状ですが、必要以上かつ中途半端にバリアフリー、セーフティな作りで、親水公園と言いつつも哲学の道のように枯れた雰囲気にはほど遠く、古都に馴染むにはあと100年位時間がかかるでしょう。まあ時間は掛かるでしょうが、この先この地で哲学が生まれ観光地になればいいなと思います。

堀川の流れ

鴨川ホルモーって読んでないのですが、戻り橋なら今でもオニの一匹や二匹は呼んだら出てきそうです^^; (*後日読みましたが、すごく面白かったですよ)