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杜若・あぶり餅・床の間オムニバス

昨日の日記の続きです。位置的に近いですが話題に関連性がないので、オムニバス式で紹介します。

上賀茂神社の少し東にある「大田神社」の沼地には古来平安時代から杜若(かきつばた)が自生しています。杜若はこの時期に3回花をつけるそうですが、今年一番目の花が咲き揃った様子です。緑と紫がなんともきれいです。

大田神社のカキツバタ

今宮神社の「あぶり餅」、参道両脇に二軒の茶店があります。子供の頃からの好物で良く食べてたのですが、いつも話題になるのがどっちの店が美味しいか。そこで、長年の夢だった食べ比べをしてみました。写真の左側「一文字屋いち和」、右側「かざりや」です。う~ん、長年食べた味なので甲乙付けがたし、いち和の方がしっかりした濃い目の味、かざりやはやや薄味あっさり目です。この勝負、持(じ=くらべ馬で引き分けのこと)とします。

あぶり餅食べ比べ
 
あぶり餅=竹串に小さな餅を刺し、きな粉をまぶして炭火で焼いたものです。白味噌と砂糖で作ったタレを付けて食べます。香ばしくまろやかな甘さが特徴です。もう一つの好物である阿闍梨餅をはじめ多くの京菓子が東京に進出していますが、あぶり餅だけはまだ流出していない京都ならではの味です。

大徳寺へ。塔頭「興臨院」が特別公開されていました。ここでは、日本で最初といわれる「床の間」が見られます。室町後期の建造物。以前紹介した銀閣寺にある東求堂が書院造の最初といわれますが、それに続く建築史上エポックメイキングな建物です。